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群馬農業技術センター

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群馬農業技術センター

農業の研究センターの計画。

農業技術開発のための研究施設と生産者と消費者が共に学べる地域に開かれた教育施設としての機能が求められた。

『研究部門』『執務部門』『図書・会議部門』をひとつづきに配した”チューブ”を、3つの輪を描くように交差させている。 ”チューブ”は職員のみの利用を想定した『機能ゾーン』と来訪者及び職員が自由に行き交う『交流ゾーン』に分割した断面構成としている。

このような構成により、利用者は特定の部門だけでなく、何気なく別の部門へと誘われる。調理実習をきた人が、農業研究の実験を見学する。農業のレクチャを受けにきた人が、消費者のニーズを耳にする。セミナーにきた人が、農作物の市で野菜を購入する。

異なる部門が緩やかに連続しながら、交差させることで、利用者のアクティビティも交差し、新たなアクティビティへと発展することを期待している。