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紀州材の家

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紀州材の家

紀州材を用いた建売住宅の計画。

中心に紀州材により構成された2つのコアを配置している。
住宅はコアだけで住宅の耐震性能を確保しており、外壁は耐震性能を担う必要がなく、自由な位置の開口と自由な仕上げが可能となっている。

コアは105×150の杉材と135×30の檜材を交互に積層させて構成しており、積層コアは住宅の主たる構造となるとともに、デザインや棚、階段等、様々な機能も担っている。

コアはパネル化し、工場で製造することで、現場作業の効率化と施工精度の向上を図っている。

居住者は住宅のどこにいても、紀州材の柔らかさや暖かさを感じながら生活を営むことのできる住宅となっている。