かつて獣医師を夢見た私は、友人の開業支援をきっかけに、これまで多くの動物病院を設計する機会を頂きました。その中で重視しているのは、対話を通じてドクターの診療方針や個性を空間に反映することです。「緊張で動物の症状が隠れてしまうことがある」という気づきから、外部の風景や素材を室内に取り込んで内外の境界を曖昧にし、無機質な施設感を和らげる木の素材を用いることで、“病院らしくない”穏やかな空間を追求しています。同時に、防音や傷・排泄物対策など、医療現場特有のシビアな機能要件も細部まで緻密に設計に落とし込んでいます。私たちは、先生方の動物への想いにしっかりと寄り添い、共に考え抜きながら、関わるすべての人と動物にとって心地よい理想の病院づくりをお手伝いいたします。
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